【出会った生物】 : シャチ、ザトウクジラ、イシイルカ
2022年羅臼町ホエールウォッチング1日目。羅臼町では珍しい快晴。対岸の国後島もクッキリ見えています。出港してすぐにイシイルカに遭遇しました。その後はロシア側にザトウクジラ、シャチがいるようですが、望遠レンズを通してようやく見える程度。それでも午後からはザトウクジラが羅臼側に入ってきました。
2日目はひどい霧と小雨。羅臼町らしい天気になりました。霧で視界が全く取れない状況で鯨類を探すには苦戦すると思いましたが、出港して10分しない内に大きな雄シャチと遭遇。その後はずっとシャチ三昧。一度数十頭単位の群れがどこからともなく集結しだし、70~80頭が一度に集まったときは圧巻の光景でした。
3日目も霧は濃いものの霧がないところでシャチに遭遇。3日目のシャチは船に興味があるシャチたちで船の周りでいろいろな動きをしてくれました。
羅臼町でのホエールウォッチング1日目。羅臼町にしては珍しい快晴。海もべた凪と最高の条件でのスタート。
今年も一番最初に出会うのはイシイルカ。水面スレスレを高速で泳ぎます。
初日の午前便では、ロシア側にザトウクジラ、シャチがいましたが、それぞれ肉眼では見ることができず、望遠レンズを通してかろうじて見える程度。なかなか羅臼側に入ってこずもどかしい。
午後になるとようやくザトウクジラが羅臼側に入ってきました。羅臼でザトウクジラを見ることができるのは2年に一度ぐらいだそうです。羅臼のザトウクジラは沖縄のザトウクジラと違いあまりジャンプをしないそうです。しかしシャチは最後まで羅臼側に入ってこなく残念。
2日目は昨日から一変。酷い濃霧と小雨と羅臼らしい天気に。霧で視界が悪く、鯨類を探すには苦戦すると思いきや、濃霧の中で大きなオスシャチと遭遇。その後は周辺にたくさんのシャチがいてシャチ三昧に。
たくさんのシャチが散らばっていたが、一回、数十頭単位の群れがどんどん一か所に集まりだし、全部で70~80頭ぐらいが大集結した。写真では収まり切れなかったけど、圧巻の光景でした。
何処を見回してもシャチだらけ。360度シャチに囲まれています。
2日目の午後はようやく天候が回復してきました。知床連山も幻想的な感じで見えてきました。
バックに羅臼町の街が写っていますが、陸からすぐ近くでシャチに遭遇。群れには子供もいましたが、大きなオスシャチも目立ちました。
船のすぐ近くにこんなに大きなオスシャチがきました。大感動です。大きな背ビレに手が届きそうな距離です。
今年も安定してイシイルカに遭遇しました。白と黒が綺麗なイルカです。
こちらも今回のクルーズで何回か遭遇した、クロアシアホウドリ。羽を広げると2mにもなる大きな鳥です。近くにいる海鳥たちの中にいると一羽だけ目立ちます。
3日目も霧が濃く視界が悪い状況でなかなか鯨類の発見ができませんでしたが、途中で漁業組合の指導船がシャチと遭遇したらしく、いる場所を教えてくれました。
3日目のシャチたちは、すごくフレンドリー。船に興味があるよで何回も近づいたり、船の下をくぐったりと遊んでくれました。尾びれを水面に叩きつけています。
2頭同時にスパイホップ。こちらが気になるようです。
特に子供のシャチは興味深々で何回もこちらをのぞき込んできます。
午後の便は午前便とは違うシャチたちのようです。分散していますが、たくさんのシャチがあちらこちらにいます。昨日に続いて360度シャチに囲まれてしまいました。
周りはシャチだらけ。何処を見るか迷ってしまいます。ガイドさんも右・左とシャチが出るところを教えてくれますが、その声でさらに見るところを迷ってしまいます。
最後の最後までシャチに囲まれていました。これだけ多くのシャチに遭遇できたことは非常にラッキーです。
帰りは知床連山に雲と光がかかり幻想的な感じになりました。
3日間の日程はこれで終了となりましたが、6回計画したクルーズは一度も欠航することが無く、たくさんのシャチにも遭遇することができました。
【出会った生物】 : ミナミバンドウイルカ
地元清水港に住み着いたイルカを見に行く一時間のツアーに参加。まさかこんなに近くでイルカウォッチングが開催されるとは夢にも思いませんでした。2年ぐらい前からイルカが住み着いていて、一度港内を走る遊覧船に乗って探しに行きましたが、その時は発見できなかったけど、今回は出港してすぐにイルカを発見。5~6頭の群れで、時折ジャンプするなど活発に動いていました。石川県の能登島のようにずっと住み着いてほしい。
100名以上が乗船できる遊覧船にて清水港内のイルカを探しに行きます。こんなに大きな船でイルカに追いつけるか少し不安
イルカの目撃情報
富士山の雪もほとんど無くなってしまったけど、海から見る富士山は雄大で綺麗
目撃情報が多かった袖師ふ頭でイルカを発見。
ミナミバンドウイルカ。5~6頭の群れです。
船のすぐ側に来ることもあり、楽しませてくれました。
時折ジャンプをすることも。船が大きいため、右舷から左舷まで移動するのに一苦労
船に向かって泳いでくるイルカたち
JAMSTECが所有する「ちきゅう号」。清水港を母港にしています。海底7500mまで掘削する能力を持っていて世界記録だそうです。
「オーシャンプリンセス号」。船内で食事もできるかっこいい帆船ですが、清水港には「ドーントレッダー」という研修を行うことができる帆船がもう一隻あります。
【出会った生物】 : ナガスクジラ、ミンククジラ
2022年GW。前日まで天候が悪く、当日も予報は微妙な感じ。通常前日の12時に翌日の出航の可否を判断するけど、18時まで待ってほしいとのこと。それでも出航するということで一安心。当日海に出てみると最初は少し風があったが途中からは波も穏やかに、晴れ間ものぞいた。さすが漁師さん船長の感は凄い。
ウォッチングでは南紀では珍しいナガスクジラに遭遇。羅臼ではたまに出会うが南紀では初めて。やっぱり大きい。2日目もナガスクジラに遭遇。体の斑点模様から1日目に出会った個体と同じと思われる。途中ナガスクジラの浮上を待っている時、ミンククジラがスーと通り過ぎていきました。お客さんたちは歓声を上げていましたが、待っていたクジラではないことに気が付いたでしょうか。結局2日間ともナガスクジラ三昧となり、ミンククジラと合わせて北海道にいるようなウォッチングとなりました。
一日目は「南紀マリンレジャーサービス」さんの恵亮丸にて出港。晴れましたが風が少し心配。
朝日の中出港。今年はどんな出会いがあるか楽しみ。南紀のウォッチングは6:00出港なので毎回朝日がすごく綺麗です。
ナガスクジラに遭遇。羅臼のウォッチングではたまに出会いますが、まさか南紀でナガスクジラに出会うとは思ってもみませんでした。潮が朝日に照らされて美しい光景です。
羅臼で見るやつと比べると少し小さいように思いますが、やっぱいナガスクジラは大きい。迫力満点です。
結構近づけたので、鼻の穴もばっちり写りました
帰り際、遠くで何やらバチャバチャ。最初はイルカがエサを採っているところかと、思いましたが、マグロ?(カツオかな?)がエサと採っているところでした。ピンボケだけど何とか写真に入りました。
南紀ホエールウォッチング二日目。今日は「清丸渡船」の第一清丸にて出港。
本日も美しい朝日の中出港。この時点では晴れていますが、途中からところによっては雨、波も高くなったり、初日より少し条件が悪くなりました。それでも帰港時にはまた晴れて海も凪になるなど、ころころと条件が変わる不思議な航海となりました。
今日もナガスクジラに遭遇。体の斑点模様から昨日と同じ個体のようです。昨日は少し警戒していたけど少し慣れてきたのか少し余裕があるように思えた。
それでもナガスクジラが一旦潜ってしまうと浮上するのは、ずっと先のほう。船長さんは、潜った瞬間から船を全速力で走らせ、数マイル先まで移動。見事その辺りにクジラが浮上します。感というか経験なのか。凄いの一言。
ホエールウォッチングが出ている那智勝浦は観光でも有名。「紀の松島めぐり」という遊覧船も出ているほど風光明媚な場所です。クジラだけでなくその景色もみる価値充分です。
「紀の松島めぐり」の遊覧船くじら号。
【出会った生物】 : ザトウクジラ
今年一回目のホエールウォッチングは銚子から。前日まで予報は良かったものの、急に風が強くなる予報に変わってしまいました。昨年4月に乗船した際に何も見えなかったため、半額券を使っての乗船です。この時期はマッコウクジラを探すことがメインとなりますが、今年に入りザトウクジラが確認されているということ。出港すると大きなうねりで、空も不気味な灰色でした。いつ中止になるか心配でしたが、1時間あまり経過した後、ザトウクジラのダイナミックなブリーチングを確認しました。船に驚いて急にジャンプした感じでしたが、その後姿を見失ってしまいました。(エンジンを切ってもう少しじっくり探して欲しかった)ザトウクジラを探していると、天候が急速に悪化してきて、港に引き返さなければならない状況に。残念ながらこれで終了。
銚子海洋研究所の事務所で受付。前回見えなかったため、50%割引券を持っています。
今回もフリッパー号に乗船します。
出港前から不気味な雲。まだ風は吹いていないがこの後強くなりような気配。
沖に出ると大きなうねり。大きな山のような波をどんどん超えていきます。
コアホウドリ
出港して1時間あまり、ザトウクジラのブリーチングを確認するも写真には納められず。その後天候悪化のため途中帰港となった。