【出会った生物】 : 発見できず
昨年、今年の春と、このところの南紀ではいろいろなクジラ類を見ることができていたので、今回もどんな出会いがあるか期待の中出港。しかし、この時期は漁師が海に出ておらず、観光船1隻でクジラ類を探さなければならないため、確率が下がるとのこと。心配した通りいくら探してもクジラ類は見つからず時間終了となってしまった。今回で42回目のホエールウォッチングとなったが、全く見えなかったのは、2010年の静岡伊東市以来2度目となった。
幻想的な朝焼け
シイラ
ミズナギドリ
違う潮の流れがぶつかり2色に
【出会った生物】 : シャチ、ミンククジラ、イシイルカ、ネズミイルカ、オジロワシ
2017年羅臼町、今年は天気予報、波予報ともに最悪の状況。もしかしたら三日間出港できないのではと心配していたところ、初日は予想どおり欠航となった。しかし2日目以降何とか出港することができた。2日目の午前中は、先発していたNHKのクルーがシャチを見つけており、急いでポイントに向かうも、ロシア側に移動してしまった。しかし探していると別のシャチ2頭に出会うことが出来た。午後にはまた天候が悪化し、冷たい雨の中、イシイルカ、ミンククジラ、ネズミイルカに遭遇。ネズミイルカは初めて出会うイルカだった。3日目は天候も回復し、イシイルカ、ミンククジラに出会うものの、シャチには遭遇できず。観光船5船で根室海峡を隈なく探しても見つからなかった。本日は定置網船「綱吉丸」の船卸の日。大漁旗をたくさん掲げ、演歌を大音量で流しながら、お披露目。一隻1億5千万円するそうです。
くじらの見える丘
出港してすぐにイシイルカ発見
悠々と泳ぐ2頭のシャチ
国後島近く
オジロワシ
イシイルカ
定置網船「綱吉丸」
ミンククジラ
【出会った生物】 ツチクジラ、スナメリ
2017年ゴールデンウィーク、東京の大渋滞を抜け銚子へ。銚子では初めてのウォッチングとなる。この時期の銚子は「カマイルカ」がメインで、多い時には数千頭の群れに遭遇することもあるらしい。いつも船に乗る場所は漁港が多いのだが、銚子はオシャレなマリーナからの出港だった。銚子の海からは、犬吠埼岬や屛風ヶ浦などがあり、壮大な景色が続く。屛風ヶ浦は断崖絶壁が続き、東洋のドーバーと言われている。出港して数5分、スナメリに出会う。スナメリはすぐに潜ってしまった。その後ツチクジラが姿を現す。羅臼のツチクジラはすぐに逃げてしまうが、こちらは堂々としていた。その後カマイルカを探してかなり沖まで行ったが、まったく気配が無く、時間いっぱい探したが見つけられず帰港となった。
フリッパー号
犬吠埼灯台
ツチクジラ
屛風ヶ浦
【出会った生物】 バンドウイルカ、コビレゴンドウクジラ、ハナゴンドウクジラ
前日の夕方に急遽思いつき、静岡から約430km夜通し車を走らせ南紀へ。朝6:00、寝不足の中出港。天候は曇っているものの、波は穏やかで絶好のウォッチング条件。出港して間もなく、ハナゴンドウクジラ50頭、コビレゴンドウクジラ20頭の群れに遭遇。コビレゴンドウクジラはエサを採っている最中で動きが激しく、ジャンプを繰り返す。その後は、バンドウイルカの群れを発見。全部で200頭以上はいる模様。これだけ大きな群れを見たのは初めてだった。南紀は毎回違う種類のクジラ、イルカに遭遇できる。バンドウイルカを一通り観察すると、船長から、今後天候が急激に悪化するため、帰港しなければならないと告げられる。まだ時間がかなりあったので残念だったがこれで終了となった。
コビレゴンドウクジラ
ハナゴンドウクジラ
バンドウイルカ
200頭前後のバンドウイルカの群れに遭遇